2017/11/28

飲食店の物件の選び方。

 

この記事を書いている人 - WRITER -
西山誠
岐阜で飲食店(居酒屋)を3店舗営んでおります。こちらのブログでは飲食店経営の経験を活かし、様々な経営のお役に立つべくインターネットを使ったマーケティングについてアップしていきたいと思います。

飲食店の物件の選び方。

これから飲食店を始めようという方必見のブログです。
参考になれば幸いです。

まず最初に失敗例。

みなさんが飲食店を始める基準・・・よくある話にこんな事があります。
考え方だけなのですがある程度手に職(調理ができるようになった)がついたから開業するという考え方は本当に危ないです。
なぜならマーケティングを無視してただ料理を作っていれば大丈夫という思想になるからです。
飲食店といっても色々な要素で集客する事を忘れてはいけません。

例えば

・料理
・価格
・リッチ
・サービス
・店づくり
・出店場所

皆さんどれが一番重要だと思いますか?

んとね。全部です。

当たり前!!って思われるかもしれませんがここが本当に重要なのです。
全てを配慮した上での出店を心がけましょう。
そんな中でも物件選びについて説明したいと思います。

店舗とは?

まず店舗ってどんなものかイメージすることが重要です。
それは釣りをする動かせないイカダのようなものに乗っていると思ってください
いいですか、動かせないんです。
店舗を作る時、移動販売車以外、そこに何千万も使って出資するということなんです。

慎重にならざる終えません。
それがたとえ居抜き物件で格安に出店できたとしても一緒です。
赤字を出したら店は潰れます。

じゃあどうやって選ぶの?

まず自分のできることで出店する場合、料理と価格に対してどのくらいの人口がいるかを調べます。
調べ方はビール会社さんが多くの情報をもっていますから聴いてみるといいでしょう。
先ほどのイメージのように店舗は動かないイカダな訳ですから釣りをする時『さんま』が下を泳いでいたとしましょう。
「さんま」が下を泳いでいるのにマグロの餌をつけて釣りをしたらどうでしょう?

絶対に釣れませんよね。

情報収集は本当に大事です。近隣のお店に行って客層を見てみる。郊外なら車の通行量、車種であらかたの周辺の癖が見えてきます。
自分が『さんま』の餌しか持っていなかったら・・・
『さんま』しか釣れないわけですから『さんま』を探します。
その場所にイカダを作ればいいってことですね。

もう出店してしまっている人は?

僕が居酒屋でランチを始めようとした時のことです。
本当はちょっとかっこいい2000円ぐらいのランチがしたいな。なんて思っておりましたがやめました。
僕の町は居酒屋街でお昼には誰も歩いていません。
しかしながら駅前ということもあって大きなオフィスビルが立っていることに気づきました。
なら・・・定食の客単価1000円以下の方が成り立つのではないかと・・・

てなところで定食屋にしました。

最初はね3品ぐらいの日替わりオンリーで・・・だって作業効率わからないし。
それで2ヶ月、1日の集客5人程度でした。
悩んだ結果、メニュー数が少ないことが問題と判断しいきなり15品まで増やしました。
これは選ぶ心理です。

例えば4人で店を選ぶ時みんな食べたいもの違いますよね。
うどん、らーめん、パスタ・・・意見が合わないと選ばれない。

その点定食屋はメニュー数があれば大人数も選ばれやすくなります。

半年後・・・

1日の平均集客が40人まで上がりました。
というように自分ができる事をするのではなくてその地域にあったメニュー構成(えさ)をしなければいけません。

出店場所はその周辺に自分ができる事に対してのその魚が周辺にいるかで決まるのです。

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